こんにちは、管理人のラッコです
2025年7月6日の情熱大陸に、
2度目の出演となるピアニストの
亀井聖也(かめい まさや)さんが
登場されます
亀井聖也(まさや)さんといえば、
4歳からピアノを始め、繊細かつ力強い表現力で聴衆を魅了する
現在23歳の若き天才ピアニスト!
国内外のコンクールで輝かしい成績を
収め、確かな技術と豊かな音楽性で
注目を集めていますね。
最新の快挙では、
2025年6月に
世界三大コンクール(※)の一つである、エリザベート王妃国際コンクールにて第5位を受賞。
亀井さんの目標でもあった、
5年に1度開催される
ショパン国際ピアノコンクールへの挑戦は、4月の予備予選で落選という
無念の結果でしたが、
それ乗り越えての
エリザベートでの受賞に多くのファンが涙したのではないでしょうか。
(※)世界三大コンクールとは・・・
1. ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド・ワルシャワ)
開催年:5年に1度
特徴:ショパン作品のみを課題とする、最も権威あるコンクールの一つ
2. チャイコフスキー国際コンクール(ロシア・モスクワ)
開催年:4年に1度(現在は不定期気味)
特徴:ピアノだけでなく、バイオリン・チェロ・声楽など複数部門あり。国際的な音楽家の登竜門
3. エリザベート王妃国際音楽コンクール
(ベルギー・ブリュッセル)
開催年:毎年(年ごとに部門が変わる)
特徴:ピアノ、バイオリン、声楽、チェロ、作曲などの部門が持ち回りで開催。課題曲の難易度が高く、審査も厳格
そんな亀井聖也さんですが、
桐朋学園大学(とうほうがくえん)に〝飛び入学特待生〟として進学
されています。
高校2年生で高校を卒業し、高校3年生はなしで、大学生になりました。
芸術の世界なので、そんなこともあるんだな~と。やっぱりすごい才能なんだと、思っていましたが、
日本では、飛び級制度はないイメージだったので、どのような制度になっているのか、調べてみたところ、
思ったよりありました!
実施している大学は。
でも入学者はとても少ないです。
その一人が亀井聖也(かめいまさや)さんなのです。
この記事では次の事をまとめています☟
これらを紹介していきます
ではさっそく見ていきましょう!
亀井聖也(かめい まさや)さん飛び入学特待生で大学に
学&首席で卒業
亀井聖也さんの学歴ですが、
オフィシャルサイトによると
2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学し、2023年3月に同大学を首席で卒業。引用:亀井聖也オフィシャルサイト
と紹介されています。
桐朋学園大学で初めての飛び入学者が亀井聖也さんです!
そして現在は
現在、カールスルーエ音楽大学、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在籍中。
引用:亀井聖也オフィシャルサイト
「桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース」とは、大学音楽部の付属コースで、高度な技術を専門的に学びたい方のために、開設されており、
木村拓哉さんの長女のフルート奏者cocomiさんも在学しています(2023~)
ピアニストの清塚信也さんもソリスト・ディプロマコースに在籍していました
日本でも飛び入学できる?実施している大学は?
文部科学省の公式サイトによると
大学名 | 実施学部 | 制度導入年度 |
---|---|---|
千葉大学(国立) | 文学部、理学部、工学部、園芸学部、情報・データサイエンス学部 | 平成10年度 |
名城大学(私立) | 理工学部 | 平成13年度 |
エリザベト音楽大学(私立) | 音楽学部 | 平成17年度 |
会津大学(公立) | コンピュータ理工学部 | 平成18年度 |
日本体育大学(私立) | 体育学部 | 平成26年度 |
東京藝術大学(国立) | 音楽学部 | 平成28年度 |
京都大学(国立) | 医学部 | 平成28年度 |
桐朋学園大学(私立) | 音楽学部 | 平成31年度 |
東京音楽大学(私立) | 音楽学部 | 令和4年度 |
名古屋音楽大学(私立) | 音楽学部 | 令和4年度 |
こうやって見ると、体育や音楽や美術
など技術的なものが問われるものが多いですが、
医学部もあるのは意外でした。
飛び入学はどんな流れで入学?
亀井さんが卒業された桐朋学園大学音楽部への飛び入学は、
入試方法の1つにありました
現在、多くの私大でも主流ともいえる
〝総合選抜型入試〟の1つのようです
項目 | 内容 |
---|---|
入試枠の有無 | あり(総合型選抜・飛び入学) |
声がかかる? | いいえ。推薦にもとづく自主出願形式 |
対象者 | 高2以下、17歳以下で音楽実績のある者 |
専攻 | ピアノ、ヴァイオリン等限られた楽器 |
特待生枠 | あり(授業料全額/一部免除) |
亀井聖也さん17歳ごろまでの音楽実績とはどのようなものが?
飛び入学の条件に、
音楽実績が必要ですが、亀井さんは次のような実績があります
年 | 学年 | 主な受賞・実績 |
---|---|---|
2015 | 中学2年 | ピティナF級 銀賞 + 聖徳大学賞 |
2016 | 中学3年 | Jr.G級 ベスト賞 / ショパンin Asia 金賞・ソリスト賞 |
2017 | 高校1年 | 愛知金賞 + 中日新聞賞 / 全日本学生音楽コンクール 高校の部 第1位ほか多数 |
2018 | 高校2年 | ピティナG級 銅賞 |
これ以外に、小学校6年の卒業を記念して、岐阜県橋本町の「じゅうろくプラザ」で12歳で初めてソロリサイタルを開いていました。
この企画は、2024年に46差の若さで
逝去された聖也さんのお父様らが中心となって企画したそうです。
10歳でリストの「ラ・カンパネラ」を弾きこなしていたというので本当に驚きですね。(YouTube動画10万回再生)
参照:読売新聞オンライン
飛び級で過去に話題になった有名人
過去に、歌手の宇多田ヒカルさんが、アメリカの学校で「飛び級」をしたことで話題になりましたね。
10歳のときに高校に入学し、13歳でコロンビア大学に合格したと言われています。(大学はその後、音楽活動に専念するため中退)
アメリカでは本人の能力次第で飛び級が可能な制度があるため、宇多田さんのような優秀な生徒は早く進学することもあるようで、
てっきり海外での制度というイメージでした。
日本では中学まで義務教育なので飛び入学はそれ以降になりますが、
実際、利用している大学がありました。
まとめ
日本でも飛び入学できるのか
→日本でも大学に飛び入学することができます
→狭き門で利用している人も少なく
実績のある人だけができます
日本にはどんな大学が〝飛び入学〟制度を実施しているのか
→国立大学・私立大学ともにあり令和6年現愛で10大学あります
→芸術系に加え、医学部などもあります
→各大学によりますが、総合型選抜の1つの入試スタイルのようです
参考になれば幸いです
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