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「外国人だけ値段が違う」――京都のある和食店を告発した一本の動画が、いま日韓で大きな騒動になっています。投稿したのは韓国人YouTuber「CKOONY(シクニ)」。
動画は韓国メディアまで巻き込んで拡散し、名指しされた店は反論に追われ、Googleのクチコミも荒らされました。
ただ調べてみると、この火をつけた人物は、普段から日本を否定的に取り上げる動画で知られる運営者のように感じます。
この記事では騒動を追いながら、その原因となった人物の正体に迫っていきます。
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京都の和食店をめぐる「二重価格」騒動とは
今回の騒動は「英語メニューと日本語メニューで値段が違うのでは?」という一本の告発動画から始まり、韓国メディアを巻き込んで一気に拡散した出来事です。
ですが、店側はこれを明確に否定していて、真偽はまだ完全には決着していません。順を追って見ていきましょう。
発端は韓国人YouTuberの告発動画だった

ことの始まりは、韓国のYouTubeチャンネル「channel CKOONY」が投稿した一本の動画でした。運営者は中国人の知人とともに、京都・高瀬川沿いの和食店「京町家 ごはん 高瀬川くりお」を訪問。
動画では、英語メニューで寿司3貫が税込1,980円だったのに対し、日本語メニューにはより安い選択肢があったとして、「外国人ぼったくり」「二重価格だ」と主張しました。この動画を紹介した韓国語のX投稿は1,000万回以上も表示され、あっという間に拡散していきました。
こちらは動画をポストしたXのリンクです
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韓国メディアも次々に報道し騒動が拡大
拡散はSNSだけにとどまりませんでした。韓国の主要メディアも相次いで取り上げ、『文化日報』は「英語メニューがより高い、京都食堂の外国人ぼったくり」と報道。
さらに『マネートゥデイ』は「寿司3個で2万ウォン」、『ソウル新聞』も「外国人観光客により負担を負わせる構造だ」と伝えています。韓国人観光客と現地客のメニューに価格差があるという構図で報じられ、日韓をまたいだ話題へと発展していきました。
ちょうど日本で「二重価格」が議論されていた時期
この騒動が大きくなった背景には、タイミングの問題もあったと考えられます。ちょうど日本では、姫路城の入場料や京都市バスの運賃など、観光客と地元住民で料金を分ける「二重価格制」がオーバーツーリズム対策として議論されていた時期でした。
そのため、今回の一件も「日本の二重価格」「外国人差別」という文脈と結びつきやすく、国境を越えて注目を集める流れになったようです。
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店側は「二重価格制は採用していない」と全面否定
一方で、名指しされた店側は、この主張を明確に否定しています。Googleのクチコミ上で「注文していない料理を請求したことはなく、二重価格制も採用していない」「誹謗中傷目的の同様の韓国語レビューが複数投稿された」「虚偽レビューはやめてほしい」とコメントしました。
実際、看板メニューの「葱ゆず雑炊」は日本語・英語どちらでも2人前2,900円で同一だったとの指摘もあります。ところが騒動後、来店した形跡の薄い韓国語の★1レビューが急増する、いわゆる「レビュー爆撃」が発生し、評価低下や予約への影響も出ているようです。オーナーが法的対応を検討しているとの報道もあり、告発された側もまた大きな被害を受けている状態です。
両論を検証したメディアの報道では、店の公式サイトで「同じ写真に見える鍋料理」が日本語2,145円・英語3,278円と差があったのは事実とされています。ただし日本語側は「豚肉と九条ねぎの葱ざんまい鍋」、英語側は「黒毛和牛と豚肉のねぎ鍋」で、英語側に黒毛和牛が含まれており、完全に同じ料理とは言い切れません。つまり「単純なぼったくりと決めつけるのは早いものの、外国人が疑問を持ちうるメニュー構成だった面も否定はしにくい」という、微妙なラインの話といえそうです。
では、この火をつけた人物とは、いったいどんなYouTuberなのでしょうか。ここからは原因となった人物にフォーカスしていきます。
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騒動の原因となった人物「CKOONY」とは何者か
結論から言うと、CKOONY(シクニ)は登録者数60万人超を抱える韓国の人気YouTuberで、運営者はチェ・スフン氏という韓国人男性です。ただ、その投稿内容については、日本国内だけでなく韓国国内からも賛否の声が上がっているようです。
まずは基本プロフィールをチェック
「channel CKOONY(読み:シクニ/씨쿠니)」の基本情報を、まずは表で整理してみました。
| チャンネル名 | channel CKOONY(シクニ/씨쿠니) |
| 運営者 | チェ・スフン(崔秀勳/Choi Suhoon)氏 |
| 国籍 | 韓国 |
| 開設日 | 2017年2月26日 |
| 登録者数 | 約60〜67万人(報道により差あり) |
| 総再生回数 | 2.8億回超 |
| 主な活動内容 | 海外での文化交流・体験企画など(拠点に米シカゴなども) |
数字だけ見ると、文化交流をテーマにした立派なチャンネルという印象を受けますよね。実際、公称のコンセプトも「国内外の文化交流トークショー、インタビュー、ニュース、ドキュメンタリー」となっています。ですが、実際の投稿内容には少し違った側面もあるようです。
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普段の投稿傾向に「へえ」なポイントが
ここが今回の騒動を理解するうえでの肝になる部分です。韓国のユーザー編集型wikiの記述では、CKOONYは公称コンセプトとは裏腹に、多くの動画で日本の右傾化・歴史認識・人種差別といったテーマが扱われている、と紹介されています。
日韓の良好な関係にはあまり触れないことから、韓国国内でも「クッポン(過度な愛国)チャンネル」と呼ばれることがあるようです。また、日本の歌唱力やアイドル、バラエティへの外国人反応動画も“下手・変なもの”を取り上げる傾向がある、との見方も紹介されています。
興味深いのは、こんな具体例も挙げられている点です。日本に路上駐車が少ないのは「車庫証明制度」があるためなのに、動画では「日本人が貧しいから」と説明していた、という指摘があるのです。事実と異なる文脈で日本を否定的に描いている場面があるのでは、という声につながっているようですね。
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韓国国内からも賛否の声が上がっている
意外に思われるかもしれませんが、こうした作風は韓国国内で一様に支持されているわけでもないようです。同じwikiには、日本人への蔑称を使う場面があるとの記載や、「日本の嫌韓を批判しながら、自分が刺激的な表現を使うのは矛盾しているのでは」という批判的な意見も紹介されています。
ただし、この人物評の主な出どころは、誰でも編集できるユーザー参加型のサイトで、中立性が担保されたものではありません。ですので断定は避けますが、少なくとも「韓国国内のwikiや一部視聴者からも賛否の声が上がっている人物」であることは、ひとつの事実として押さえておきたいところです。
過去にも似たような炎上があったとの指摘も
そして、今回が初めてではないという声もあります。「韓国系YouTuberによる日本店舗への同様の主張が過去にも複数ある」という指摘があり、今回の件を孤立した事例と見ない向きもあるようです。
CKOONY自身についても、過去に「満席と言われた」出来事を、文脈を省いて「人種差別された」と受け止めた動画が、韓国側からも疑問視された例があるとされています。こうした経緯を知ると、今回の一件も一連の流れの中にある、という見方が出てくるのも自然かもしれません。
今回の騒動をどう受け止めるべきか
ここで注意したいのは、「人物の普段の傾向」と「今回の主張が正しいかどうか」は、切り分けて考える必要があるということです。運営者が普段どんな動画を作っていようと、それだけで今回の主張を丸ごと退けてよいことにはなりません。
実際、価格差が生じていた料理はあったものの、材料が違う可能性があり、寿司・和牛コースそのものの完全な価格比較は、現時点でまだ決着していないのが実情です。つまり「明確なぼったくりだった」とも「完全な誤解だった」とも、まだ言い切れない状態といえそうです。
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韓国での反応や世間の声はどうなっている?
最後に、韓国国内やネット上の反応にも触れておきましょう。今回の騒動は、韓国では「外国人ぼったくり」として大きく報じられた一方で、擁護一色というわけでもなかったようです。
擁護と冷静な見方が入り混じる展開に
SNS上では、韓国側からも冷静な指摘が出ていました。「英語メニューはコースや代表メニュー中心に整理されていて、日本語メニューは単品が細かく並んでいるだけではないか」「動画主が日本語メニューを十分に読み取れていなかったのでは」といった声が、韓国語圏のユーザーからも上がっていたようです。
日本側でも「メニュー構成の違いが誤解を生んだのでは」という冷静な意見がある一方で、レビュー爆撃には「無関係な店に迷惑をかけるのは違うのでは」という声も見られます。どちらの国でも、感情的な反応と冷静な検証の両方が入り混じっている、というのが実際のところといえそうです。
この記事を読んだ私たちにできること
今回のような騒動では、動画の切り取られた一部分だけを見て「どちらかが悪い」と決めつけてしまいがちですよね。ですが、名指しされた店にも生活があり、レビュー爆撃のような二次被害は、真偽がはっきりしないうちに一方的な攻撃を招いてしまいます。
気になる方は、まず店の公式サイトや、両論併記で検証しているニュースを自分の目で確かめてみるのがおすすめです。そのうえで判断しても、決して遅くはないはずです。
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まとめ
ここまで、京都の和食店「高瀬川くりお」をめぐる二重価格騒動と、その原因となった韓国人YouTuber「CKOONY(シクニ)」について見てきました。最後に要点を整理します。
- 騒動は「channel CKOONY」の告発動画から始まり、韓国メディアを巻き込んで拡散した
- 店側は「二重価格制は採用していない」と全面否定し、レビュー爆撃などの二次被害も発生している
- 運営者はチェ・スフン氏という韓国人で、登録者60万人超の人気YouTuber
- 普段から日本を扱う動画が多く、韓国国内のwikiや一部視聴者からも賛否の声がある
- 価格差のある料理は一部あったが、材料が違う可能性もあり、真偽はまだ決着していない
「人物の傾向」と「今回の主張の真偽」は分けて考えたい、というのが今回の大切なポイントでした。インバウンド時代ならではの、見せ方ひとつで誤解が生まれてしまう難しさを感じさせる一件でしたね。
【参照元】
・RBB TODAY(両論併記・公式サイト検証)
・coki.jp(店側の反論・経緯まとめ)
・中央日報 日本語版(韓国メディア報道)
・ナムウィキ「channel CKOONY」(人物・チャンネル評/ユーザー編集型)
・channel CKOONY 公式YouTube
※この記事は2026年7月時点で確認できた公式SNS・信頼できるニュースサイトの情報をもとに作成しています。人物評の一部はユーザー編集型wikiを出どころとしており、中立性が担保されたものではありません。わたしは法律や飲食業の専門家ではないため、価格や契約に関する正確な情報については、各公式ソースもあわせてご確認ください。
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