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雨風太陽株式会社が運営する「ポケマルおやこ地方留学」の広告が、2026年4月に大炎上しました。子どもをショベルカーのバケットに乗せた映像が公開されたことで、SNS上では「危険すぎる」「子どもの命をかけさせるな」といった批判が殺到しています。
批判の対象となったようすはこちらです☟
この記事では、今回の広告炎上の経緯や何が問題だったのか、ポケマルおやこ地方留学とはどんなプログラムなのか、さらに過去の重機と子どもの事故事例についても詳しく調べてまとめました。気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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雨風太陽の広告が炎上!ショベルカーに子供を乗せる画像で批判殺到
2026年4月19日、産直ECサイト「ポケットマルシェ」を運営する株式会社雨風太陽が公開した広告が大きな炎上を引き起こしました。
問題となったのは、同社が運営する子ども向け夏休みイベント「ポケマルおやこ地方留学」の広告映像です。その中には、子どもをショベルカー(トラクターのローダー部分)のバケットに乗せて持ち上げる様子が映っていました。
この映像がX(旧Twitter)上で拡散されると、瞬く間に「マジでやめろって」「危険すぎるわ」といった強い批判が殺到しました。きっかけは、ある農業関係者のユーザーがこの広告を見て、強い口調で危険性を指摘したことでした。
批判の声は農業や建設業の現場経験者を中心に広がり、「労働災害の基本中の基本を無視している」「子どもを危険にさらして楽しい体験とするのは無責任」といった指摘が相次ぎました。
実際、建設機械のバケットには安全柵も滑り止めもなく、わずかな振動や遠心力で落下するリスクが極めて高いのです。それにもかかわらず、公的な認定を受けたプログラムの広告でこうした行為が描かれたことに、多くの人が衝撃を受けたんですね。
雨風太陽側は炎上を受けて、「安全上不適切な点があった」として謝罪のコメントを発表しました。しかし、広告が公開されるまでの間、なぜこうした危険行為が問題視されなかったのかという疑問の声も上がっています。
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何が問題だったのか?重機であるトラクターのバケットに子供を乗せる危険性
今回の広告が大きく批判された理由は、法律違反かつ重大な労働災害リスクがあったからです。
まず法律面から見ると、労働安全衛生規則第164条では、重機のバケットに人を乗せることは「主たる用途以外の使用」として明確に禁止されています。バケットは土砂や資材を運ぶための装置であって、人を乗せるための設計にはなっていないんです。
さらに、日本建設機械レンタル協会の安全ガイドラインでも「バケットやフォークに人を乗せての高所作業は絶対に行わない」と明記されています。これは業界では常識中の常識なんですね。
それでも、こうした行為が「楽しい体験」として広告に使われてしまったことに、専門家からは厳しい批判が寄せられました。
公式サイト内での紹介ですが、子を持つ親として心底驚いたのが本音です・・・
そして、3月に沖縄修学旅行中に辺野古の海で生徒さんが亡くなった事件を思い出し、
人の子を預かる際に何にも優先して「安全第一」を最優先してくれているのかと今回の画像を拝見して思いました。

出典:ポケマル親子地方留学 公式サイト
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重機の専門家も「余裕で死ねる環境」と指摘
SNS上では、重機の取り扱いに詳しい専門家や現場経験者からの具体的な危険性の指摘が相次ぎました。
ある農業機械に詳しいユーザーは「余裕で死ねる環境。死ぬ理由が三つほどすぐに思いつく」とコメントしています。また、別のユーザーは「タイヤショベルはバケットを最大限上げるとバランスを崩しやすい。小石を踏んでもグラつくのに、舗装していない場所でそれをやるのはヤバイ」と、具体的なリスクを説明していました。
バケットには安全柵も滑り止めもないため、わずかな振動で人が落下する危険性があります。また、バケットを高く上げると重心が高くなり、機体そのものが転倒するリスクも高まります。
特に農地のような不整地では、小さな石を踏んだだけでも車体がグラつくため、子どもをバケットに乗せるという行為は、まさに命の危険と隣り合わせなんです。
ちなみに、大手建機メーカーのコマツなどは子ども向けの建機体験イベントを定期的に開催していますが、そこでは専用のミニショベルを操作したり、安全に配慮したデモンストレーションを見学する形式をとっており、バケットに人を乗せるような行為は一切行われていません。
重機体験そのものが悪いわけではなく、今回の広告はその手法が完全に誤っていたということなんですね。
不整地でバケット上げると転倒リスクが高まる理由
建設機械や農業機械は、平坦な地面での使用を前提に設計されています。しかし、農地や山間部のような不整地では、地面の凹凸や小石、土の柔らかさなどが予期せぬ挙動を引き起こします。
特にバケットを高く持ち上げた状態は、重心が上がるため機体のバランスが非常に不安定になります。この状態で不整地を移動したり旋回したりすると、横転のリスクが一気に高まるんです。
さらに、バケットに人が乗っていると、その重量と動きによって機体のバランスがさらに崩れやすくなります。万が一機体が横転した場合、バケットに乗っていた人は地面に叩きつけられるか、最悪の場合は機体の下敷きになる危険性もあります。
こうした危険性は、重機を日常的に扱う専門家にとっては「当たり前」の知識ですが、一般の人にはなかなか伝わりにくい部分でもあります。だからこそ、今回のように公的なプログラムの広告で危険行為が描かれたことに、多くの人が驚きと怒りを感じたんですね。
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ポケマルおやこ地方留学とは?どんなプログラムなの?
今回の広告が批判を浴びた「ポケマルおやこ地方留学」とは、いったいどんなプログラムなのでしょうか。
農家や漁師と食の体験をする夏休みイベント
ポケマルおやこ地方留学は、親子で地方に長期滞在し、農家や漁師といった生産者から直接「食」と「命」の繋がりを学ぶ教育プログラムです。
とても意義のある取り組みにちがいありません。私も子供が小さい時にちっていたら是非参加したいとも思える内容です。
最大の特徴は、親子で地方へ滞在しながら、日中は子どもと親が別々に過ごす点にあります。子どもたちは自然豊かな環境の中で、生産者と一緒に農作業や漁業を体験し、生き物が食べ物になる過程やその裏側にある命の営みを学びます。
このようなプロモーションビデオがあります☟
プログラムの理念は「食べることは生きること」。食べることを大切にできると、生きることも大事にできるようになるという考え方のもと、子どもたちに命の大切さや食への感謝の念を育むことを目的としています。
長期滞在を通じて生産者や他の家族との交流を深め、都市と地方の関係人口を創出する新しい旅行スタイルを提供しているんですね。
プログラムの内容そのものは、食育や地方創生という観点から見ると非常に意義のある取り組みです。ただし、今回の広告のような安全性を軽視した表現があったことで、プログラム全体への信頼が揺らいでしまったのが残念なところです。
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農林水産省公認という点も物議を醸す
今回の炎上で特に大きな問題となったのが、このプログラムが農林水産省から「農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書」の認定を受けていたという点です。

この認定制度は、企業による農山漁村の課題解決に向けた取り組みを国が公的に証明する制度として、令和7年度から開始されたものです。ポケマルおやこ地方留学は、「都市と地方」「生産者と消費者」の分断という課題を解決する手段として評価され、以下の3点に寄与すると認められました。
・地域経済の活性化
・農山漁村の災害レジリエンス(回復力)の向上
・ウェルビーイング(幸福・健康)の向上
しかし、この認定制度は主に農山漁村振興への貢献を評価するものであり、認定後の広告表現や具体的なイベント現場の安全対策までをモニタリングする仕組みが弱いとの指摘がなされています。
SNS上では「これ農林水産省公認なのかよ…」「公的な認定を受けているなら、なおさら安全性に配慮すべきだったのでは」といった声が多く見られました。
公的な認定を受けているからこそ、安全面での配慮がより一層求められるはずなのに、今回の広告ではその点が完全に欠けていたことが、批判を大きくした要因の一つと言えるでしょう。
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雨風太陽ってどんな会社?ポケットマルシェ運営元
今回の広告を公開した雨風太陽株式会社とは、いったいどんな会社なのでしょうか。
産直アプリ「ポケマル」を運営
株式会社雨風太陽は、産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する企業です。ポケットマルシェは、全国約8,900名の生産者と消費者が直接やりとりし、新鮮な食材を購入できるプラットフォームとして知られています。
同社の事業内容は多岐にわたり、産直アプリのほかにも以下のような事業を展開しています。
・食品事業:ポケットマルシェ、ふるさと納税プラットフォーム「ポケマルふるさと納税」等
・旅行事業:宿泊予約サイト「STAY JAPAN」、子ども向け企画旅行「ポケマルおやこ地方留学」等
・自治体事業:関係人口創出、販路拡大等の自治体支援サービス
・その他:結婚相談所「ちほ婚!」、インパクト共創に関するサービス
本社は岩手県花巻市にあり、地方と都市を繋ぐ事業を数多く手掛けています。
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都市と地方をかきまぜる事業理念
雨風太陽の企業理念は、「都市と地方をかきまぜる」というユニークなものです。
同社は、消費者と生産者の接触面積を広げ、都市と地方のあいだに「関係人口」を生み出すことで、日本中あらゆる場の可能性を花開かせていきたいという思いを掲げています。社名の「雨風太陽」も、どの土地にも等しく自然の恵みをもたらす存在でありたいという願いが込められているそうです。
本来分断されている消費者と生産者、都市と地方、人間と自然の関係性を再構築し、双方が抱える課題を同時に解決することを目指しているんですね。
事業理念そのものは非常に素晴らしいものですし、ポケットマルシェやポケマルおやこ地方留学といった取り組みも、地方創生や食育という観点から大きな意義があります。
ただし、今回の広告炎上によって、安全性への配慮という根本的な部分が欠けていたことが明らかになってしまいました。どんなに素晴らしい理念を掲げていても、安全性が確保されていなければ、信頼を失ってしまうんだなと感じました。
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過去にも繰り返される重機と子供の事故…フォークリフトで2歳児死亡も
今回の広告が大きく批判された背景には、過去に何度も繰り返されてきた重機と子どもの痛ましい事故があります。
練馬区でフォークリフトの爪に乗せた孫が下敷きに

今回の炎上のわずか数日前、2026年4月12日にも重機と子どもに関する痛ましい事故が発生しています。
東京都練馬区富士見台の建設会社敷地内で、60代の祖父が操縦するフォークリフトに2歳の孫がひかれ、下敷きになるという事故が起きました。男児は意識不明の重体で病院に搬送され、警視庁光が丘署が祖父から重過失傷害容疑で事情を聴いています。
祖父は建設会社の社長で、フォークリフトの爪に孫を乗せていたとされています。日常的に使い慣れた重機だったからこそ、危険性への認識が薄れていた可能性が指摘されています。
この事故は、今回の雨風太陽の広告炎上とほぼ同時期に発生したため、SNS上では「今まさにこういう事故が起きているのに、広告で重機に子どもを乗せるなんて信じられない」といった声が多く見られました。
軽トラプールや遊具としての重機利用が危険視される背景
フォークリフトやショベルカーに子どもを乗せる行為は、今回の広告だけでなく、過去にも「子どもを喜ばせたい」という親心から繰り返されてきました。
過去の事故事例を見ると、その危険性がよくわかります。
・2021年(滋賀県守山市):父親がフォークの爪に娘2人を乗せて遊ばせていたところ、振り落とされ小学1年の女児が死亡、姉も重傷。
・2022年(群馬県前橋市):父親がフォークの爪に吊るしたパレットに小学3年の女児を乗せ、ブランコのように揺らした結果、パレットごと落下し女児が死亡。
・2025年(茨城県筑西市):父親がフォーク部分に子ども3人を乗せて走行中、小学1年の男児が転落し、ひかれて死亡。
こうした事故が繰り返される背景には、「慣れ」による危険意識の低下があります。日常的にフォークリフトやショベルカーを使用する人ほど、その危険性への認識が薄れ、「自分は大丈夫」という過信が生まれやすいんです。
また、「子どもを喜ばせたい」という善意が、危険な遊ばせ方をさせる動機となり、安全判断を鈍らせてしまうことも指摘されています。
さらに、中小の建設業や農業では、作業現場と生活空間が物理的に隣接・混在していることが多く、境界があいまいであるため、日常の延長線上で事故が発生しやすいという環境要因もあります。
SNS上では、軽トラックの荷台をプールにして子どもを遊ばせる「軽トラプール」も同様に危険視されています。荷台の高さは大人で換算すれば3メートルほどの高さに相当し、転落すれば重大な怪我につながる可能性があるんです。
こうした過去の事例があるからこそ、今回の雨風太陽の広告に対して、多くの人が強い懸念と批判を示したんですね。
ただ、この記事を執筆している私も、はるか昔の幼少期、祖父母の家に行ったときはこんな感じで田舎道を走っていました(怖!!!) あの頃はシートベルトの着用義務もなかったとはいえ、今考えると恐ろしすぎます・・・

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世間の反応やSNSの声「現場猫案件」「子どもの命をかけさせるな」
今回の広告炎上に対するSNS上の反応は、非常に厳しいものでした。
特に目立ったのが「現場猫案件」というワードです。現場猫とは、労働災害のリスクを軽視した行為を風刺するインターネットミームで、労働安全衛生上の問題を指摘する際によく使われます。今回の広告がまさにその典型例として捉えられたんですね。
具体的な批判の声をいくつか紹介します。
「マジでやめろって。フォークリフトも軽トラプールもだけど、やっちゃいけないことを子供にやるなって」
「広告とはいえ、何かあったらどうすんだ」
「何でこう気軽に子供に命かけさせるんだ」
「青空の下ならなんでも許されるみたいな宣伝?危険すぎるわ」
「子どもは土じゃないし重機は遊び道具ではない!」
また、過去の悲惨な事故を経験した人からの切実な声もありました。
「死人が出ているから禁じられているのです。実例は、厚生労働省の労働災害事例集から探せます。現場に慣れたプロも死んでいます。いわんや子供をや」
「うちの知っている業者さん、フォークリフトで架台使ってブランコやって、実の娘さんが架台の下敷きになってこの世を去ったわ」
こうした声からは、今回の広告に対する怒りや呆れだけでなく、「二度と同じような悲劇を繰り返してほしくない」という切実な願いが伝わってきます。
特に農業や建設業の現場経験者からは、「不整地でアーム上げて重心高くして、そこまでわざわざ不安定な状況にして」「タイヤショベルはバケットを最大限上げるとバランス崩しやすい、小石踏んでもグラつくけど舗装していない所でそれはヤバイ」といった、具体的な危険性を指摘する専門的なコメントが多く寄せられました。
また、「これ農林水産省公認なのかよ…」といった、公的な認定を受けているプログラムでありながら、こうした危険行為が広告に使われたことへの驚きの声も目立ちました。
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まとめ:雨風太陽の広告は安全性への配慮が欠けていたと批判集中
雨風太陽株式会社のポケマルおやこ地方留学の広告炎上について、この記事で分かったことをまとめます。
・2026年4月19日、子どもをショベルカーのバケットに乗せた広告映像が公開され炎上
・労働安全衛生規則違反かつ業界ガイドラインで「絶対に行わない」とされる危険行為だった
・重機の専門家から「余裕で死ねる環境」「転倒リスクが高い」との指摘
・ポケマルおやこ地方留学は農水省認定の食育プログラムだが、安全審査が不十分との批判
・過去にもフォークリフトや重機で子どもが死亡する事故が繰り返されている
・SNSでは「現場猫案件」「子どもの命をかけさせるな」と批判殺到
・雨風太陽は「安全上不適切な点があった」として謝罪
今回の炎上は、どんなに素晴らしい理念を掲げていても、安全性への配慮が欠けていれば信頼を失ってしまうという教訓を示しています。
ポケマルおやこ地方留学というプログラム自体は、食育や地方創生という観点から意義のある取り組みだと思います。ただ、広告の表現方法において、過去の痛ましい事故事例や労働安全の基本を軽視してしまったことは、やはり大きな問題でした。
特に子どもが関わるイベントだからこそ、安全面での配慮は何よりも優先されるべきだったんじゃないかなと感じます。今後は同様の事故や批判が起きないよう、安全性を最優先にしたプログラム運営を期待したいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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