こんにちは、管理人のラッコです
とても驚くニュースが飛び込んできました。もう見る前から感動しています💦
スピッツの名曲『楓』がリリースから27年後にまさかの映画化決定です。
こんな事を誰が予想できたでしょうか!
「さよ~な~ら~ 君の声を抱~いてあるいて~いく」という有名な歌詞はもちろん
最初の
「忘れは しないよ」から始まりどこをとっても心に沁みる歌詞とメロディにこの曲が大好きな人も
多いのではないでしょうか
『楓』の作詞作曲をした草野マサムネさんは現在57歳なのでリリース当時は30歳という事になります(作詞作曲したのがこの歳とは限りませんが)
30歳くらいのマサムネさんが感じていた恋愛や別れとまた前に進むことの意味などが、今回の映画化により抽象的に描かれた歌詞の意味も紐解かれるのではないかと期待できますね。
マサムネさんの書く歌詞は、抽象的なものも多く、〝その言葉は何を意味するのか〟と考察する記事も多くそこが魅力的なのですが、映画化により行定勲監督によって細かく描かれると思われます。
この記事では
このような事をまとめています
『楓』の映画化について現在分かっている情報
スピッツの楽曲史上、映画化となるのは初めて
『楓』は今から27年前の1998年に発表された楽曲(草野マサムネさん当時30歳)
映画「楓」のストーリーは名曲『楓』を原案にしたもので
映画の主題歌は『楓』です
監督:『世界の中心で愛を叫ぶ』など手がけた行定勲(ゆきさだいさお)
脚本:『東京リベンジャーズ』など手がけた 高橋泉
配給:アスミック・エース
全国公開:2025年12月19日(金)
アナウンスメント映像(32秒)・第一弾ビジュアルが解禁済(2025年7月17日現在)
Yahooニュース参照
アナウンスメント映像の中身は?
「永遠の名曲から生まれたラブストーリー」
「さよなら 君の」声を抱いて 歩いていく」の文字
動画が始まって5秒ほどで、車内の映像が出て来ます 「FM1 105・・」に合わせられたカーオーディオには「CD」「TAPE」という今は見かけない懐かしいボタンと流れる『楓』
物語は平成時代の設定から始まるのでしょうか。懐かしさが映像からにじみ出ています
次に現れるのは、住宅街の一角にしゃがむ二人の男女の姿(顔見えないです)
そして、空港とキャリーケースと一人の男性
どこか椅子か乗り物に座って一枚の楓の葉を見つめているような描写の女性
屋上の学生服の男女と坂道のある校舎と自転車置き場の夕暮れ時
ニュージーランドの壮大な青空が広がる景色に1台の走る車
この映像からだけでも、大切な人との別れとそこから新たな場所で前に進み始めるような物語を感じられます。
なぜ27年たった今『楓』は映画化されることになったのか
映画化を企画したのは井手プロデューサー
井手陽子(やすこ)プロデューサーは映画化した理由を
次のように述べています
「スピッツの『楓』は、決して色褪せることなく、多くの人に長く愛され続けている名曲です。私にとっても、人生を通して聴き続けてきた曲といっても過言ではありません。年を重ね、別れを経験するたびに、いつも自分を未来へと導いてくれました」
引用:映画.com
この曲がもつ
「大切な思い出」
「美しい変化」
「遠慮」といった花言葉
が映画のテーマと重なったことを企画の動機としています。
どんな内容の映画?
「楓」の花言葉でもある“大切な思い出”や“美しい変化”、そして“遠慮”がキーワードとなる本作。物語は、人生の中で大切な人を失った二人の男女が主人公。誰もが自分の物語として共感できる、出会いと別れ、愛と悲しみ、胸に刻まれた忘れられない過去と、それでも続いていく現在――。移りゆく季節の中で、それでも前へ進もうとする二人の姿を描き、今を生きる私たちに希望を与える。
キャストについて発表の有無と世間の予測
世間ではSNSでキャストの予測が早速始まっています
たとえば名前が挙がっているのが
(同様に2025年1月にはHY(エイチワイ)の名曲「366日」も映画化されており、この時は
赤楚英二さん・上白石萌歌さんがキャスティングされました)
という事で(というのも変ですが)、上白石さんはなんとなく違う気もします
仮にん個人的には、まだあまり有名で居ない俳優さんがいいなと思っています&予測します。
周囲の人物が有名で、主演の2人はイメージのついていない新人さんとかだといいなと思いました
行定勲監督の得意とする描写は
1. 淡く、切なく、抑制された感情表現
行定監督のラブストーリーは、激しい愛情表現よりも、静かで内に秘めた想いを丁寧に描くことで知られています。たとえば映画『世界の中心で、愛をさけぶ』では、恋人を失う喪失感や、言葉にできない愛情が、静かな映像と抑えた演技で語られています。
2. 時間と記憶をテーマにした構成
彼の作品では、「過去と現在を行き来する構成」や、「時間が愛に与える影響」などがよく描かれます。愛は永遠ではなく、記憶の中で変化していくという哲学的な視点が感じられます。
代表作:
- 『今度は愛妻家』
- 『ナラタージュ』
3. 光と風、空気感を大切にした映像詩的表現
映像が詩のように美しく、空間の余白や自然の要素(風・光・水)を使って感情を表現するのが特徴です。台詞が少なくても、風に揺れるカーテンや、逆光の中の沈黙などが、登場人物の想いを伝えます。
4. 叶わぬ恋・すれ違いの美学
行定作品の恋は、しばしばすれ違いや喪失によって美化されます。それにより、観客の心に長く残る“余韻”が生まれます。儚さの中にある美しさを描くことに長けています。
🌟代表的なラブストーリー作品
- 『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)
- 『ナラタージュ』(2017年)
- 『リリイ・シュシュのすべて』(2001年) ※青春と孤独、音楽が交錯する変則的な恋愛描写
- 『劇場』(2020年) ※又吉直樹原作、小劇場の世界に生きる男女の破れた恋
草野マサムネさんは映画化について何かコメントしているか
現在公式のSNSやサイトでも何も語られていません。分かり次第追記予定です。
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