こんにちは、管理人のラッコです。
ついに元プロ野球選手(元メジャーリーガー)のイチローこと
本名:鈴木一郎(すずきいちろう)さんが2夜連続で「情熱大陸」にご出演です。
現在は背番号51と同じ51歳で、
肩書は「MLBシアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター」
そんなイチローさんが
番組の中で、高校を訪問して、野球部を指導するシーンが出てきます。
実際どんな指導だったのでしょうか。
母校の愛知工業大学名電高等学校(愛工大名電)にも訪問したようです。
野球が好きな方は既にご存じかもしれませんが、普段野球に馴染みがない方は
「え?イチローが学校を訪問して高校野球を教えてくれるの??」と驚くのではないでしょうか。
私もその一人です。
これまで過去に訪問指導してきた高校には、
どんな高校があるのか気になったので調べてみました。
また、
こんなに有名!かつ実力も周知の事実!しかも
元プロ野球選手!で元メジャーリーガー!であるイチローさんでも、
高校野球を指導するためには、
資格が必要なんだとか。
高校生野資格というもので
研修を受けるのです。
研修という言葉に張本勲さんが「喝!」を入れていました
「無礼じゃないか!」と過去ニュースに。
では早速みてみましょう。
イチローが過去に訪問指導した野球部【一覧】
2019年の引退後は、「MLBシアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター」という肩書でマリナーズの選手指導も行っているのですが、なんと日本の高校の野球部に訪問指導もしているのです。
2024年現在、引退後約5年弱経ちますが2024年12月現在で11校訪問されています。
一覧はこちらです☟
訪問時の背景など、分かった事も載せていきます♪
❶こちらの高校の学校長である藤田清司さんと親交があったことから実現
❷部員の田村優樹さん(当時3年)がイチロー氏に「野球がうまくなりたい、強くなりたい、そのためにも来てほしい」という思いのこもった手紙を送ったことで実現
❸智辯学園で指導した直後に、千葉明徳高校の理事長がイチロー氏にメッセージを送り実現
❹2021年の第103回甲子園3回戦で智辯和歌山に負けた試合の後、元「鬼の長尾」ともいわれた野球部の長尾健司監督の 「うちにもイチローさん、来てほしいですね」という発言がきっかけ。
❺イチロー氏の意志で訪問が決定したパターンの1つ。
”限られた時間の中で色々な事をやっている高校生たちと一緒に野球をやってみたい”と思われたそうです。
この高校は偏差値69(2024年度じゅけラボ予備校より) の難関校で勉強時間もとりながらの野球という意味で「限られた時間」です。
❻イチロー氏の意志で訪問決定。
こちらの野球部は「地域貢献」活動をしていらのが決め手のようです。
”地域の子供への野球振興・普及活動を熱心に取り組み、部員は勉強も頑張っている。将来的にリーダーとなって地域に還元する目標があると聞いてきた”ので一緒に野球をしようと思ったそうです。
❼過去10年北北海道大会の決勝に進むが甲子園に届かず。2021年おおみそかに旭川東高校の関係者から「悲願を叶えたい」と指導の依頼がきたそうです。イチロー氏は「悲願を叶え未来の礎となるきっかけをのこせたら」と訪問を決意。
フリーバッティングでは、校舎の窓ガラスが割れるというハプニングがあった。
❽宮古島という離島から甲子園を目指す。
「島全体の思いに応え、未来の礎となるきっかけを残せたら」と訪問を決意
❾強豪がうごめく大阪府。(おおかんむりこうこう)
「本気で甲子園を目指す」公立高校の選手全員からの手紙がきっかけで訪問が実現したそうです。
➓後輩を思うOBからの手紙が届いたことがきっかけ。「甲子園はが夢ではない」という意識が芽生えている生徒たちの”野球に行かせる考え方を探すきっかけになれば”と訪問を決意。
こちらの高校は県内トップの進学校(偏差値71)で、勉強も励みながらの部活動です。 (参照:みんなの学校情報)
⓫母校の愛工大名電高校をサプライズ訪問し、指導を行った。
訪問の背景やきっかけは様々でしたが、イチローさんが訪問しようと決意にいたるまでは、
「野球と野球を愛する生徒の熱い思い」「未来にどう野球をつなげていけるか」などがポイントだと思います。
イチローが訪問指導した高校は?(情熱大陸の半年密着取材中)
2024年12月の放送なので、
さかのぼり❾~➓の3校が情熱大陸の中でほうそうされるのではないかと思います。
番組放送後に内容など追記したいと思います。
❾大阪府立大冠高等学校(11/9・10)
➓岐阜県立岐阜高等学校(11/16・17)
⓫愛知工業大学名電高校(11/18)
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(第一夜放送後追記)☟
放送では智辯和歌山の生徒さんも写り、その他どこかの高校に訪問して指導する風景は写りましたが、掘り下げるということはありませんでした。
ただ、子供たちからもらった手紙を大切に大切に保管しており、嬉しそうにそれを手にしているイチローさんを見ることができました。
封筒も丁寧にハサミで開封して、封筒自体も大切にとっているそうです。
その表情から野球をする子供たちへの優しさが滲み出ていました。
イチロー氏が高校球児に伝えたい事とは?
(第二夜放送後追記)只今編集中
公立高校の野球部2校を訪問。
訪問したポイントは
「甲子園に届きそうなチーム」
「”考えること”が役立つチーム」
そしてイチロー氏の伝えたいことは、
『見えていない事を大事にしているだろうか』
『感性が消えることを危惧(きぐ)している』
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【1校目】学校名は放送されませんでしたが、
練習ユニフォームやイチロー氏の当日の服装、
県内随一の進学校・勉強との両立という話題、
ニュース記事(デイリースポーツ参照)内容から、
➓岐阜高校だと思われます。
内容は後述☟
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【2校目】イチローの母校である、
⓫愛知工業大学名電高校を訪問。
内容は後述☟
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第2夜は、イチロー氏の自宅でのトレーニングシーンや、自らが立ち上げた女子高校野球を盛り上げるための活動が取り上げられました。
また今回の撮影で初めて食事を共にした松井秀喜さんとの会話ではイチロー氏の「伝えたい事」に繋がる会話がありました。
『現在のメジャーリーグの試合は面白くない』。
決して選手を非難する言葉ではなく、
『データ化されたゲームであり、目に見えるデータによって評価されたり、データを参照し次の行動を決めたり、データで評価される。』
つまり数字では見えない大切なものが失われており、そういう意味で面白くない。
日本は常に数年後のアメリカを追うため、データ重視の手法も真似るのではないか、
日本の野球が心配だとお2人で意気投合。
これはとても驚きました。
データを元に分析して次の行動の参考にするのは一見、良いことに思えますが、
これが行き過ぎるとどうやら、「面白くない野球」になるということです。
『データ上必要のない次の行動をとらなくなる』というような事も仰っていました。
その時の選手の「気持ちや、コンデション」などデータだけでは推し量れないものが確かにありますね。データ上、たとえ次の可能性は見込めなくても、挑戦する選手も本来ならいるかもしれませんよね。なるほど。
色々な要素が相まってゲームが面白くなるのに、データ管理されていては、ちょっとつまらないかもしれません。
イチロー氏の高校生への指導を一部紹介(岐阜・愛工大名電)
➓岐阜高校(だと思われます)
イチロー氏の指導の特徴は
①自らのプレーを見せ、違いを実感してもらう
②なぜこんなプレーができるのか考ええてもらう
番組では、以下の指導場面がありました☟
イチロー氏がかなりの飛距離のボールを投げ、生徒が「やば」「うわぁ」と声を漏らした。
肩から腕を使って投げるのではなく、肩甲骨から投げるようなイメージだそうです。
「肩甲骨でなげる」をそのまま読むと変かもしれませんが、ボールを拾って、投げるフォームを作る正にその時の肩甲骨の動きで決まるんだ!というようなお話でした。
(実際イチロー氏が投げ、何故そんなに遠くまで投げられるのか考えてもらう、①②の流れでした)
校庭のトラックを51歳のイチロー氏が走ります。綺麗なフォームでスピードもあります。
生徒はまた、「うわぁ」という表情で見入っている。
走る時のポイントはこれまた、肩甲骨で走るという事です。
腕を振るのではなく、肩甲骨を振る・動かすことで連動して腕が動いている感じでした。
これはリラックスしていないとできないそうです。
生徒たちはそれを見て、真似して走ってみますが、普段意識してない方法のためか、
おかしな走り方になってしまい、イチロー氏からも「これむずかしいんだよね」と笑顔が出ました。
(実際イチロー氏が走り、何故そんなに早く綺麗に走れるのか考えてもらう、①②の流れでした)
こちらの高校の生徒さんが、真剣に考え、考えることが役立っている感じが見て取れたそうで、
イチロー氏も大変関心されている様子でした!
⓫愛知工業大学名電高校
イチロー氏が、18年ぶりに学校の練習場に近づくと「呼吸がうまくできない」というほど上下関係も厳しく「春日井の刑務所」ともいわれ、イチロー氏が寮生活を送った、愛知工業大学名電高校の野球部。
ここ2年は甲子園に出場するも1回戦負けだそうです。
現在はどのような環境で練習しているのか、イチロー氏が監督に練習場所を案内してもらいました。
そこで目の当たりにしたのは、イチロー氏が松井秀喜氏との話で危惧していた・・・
メジャーリーグのやり方を真似た最新機器を揃えた、データを駆使した練習場所でした。
大きなモニターでフォームを確認でき、データで管理できる。
この時のイチロー氏の曇っていく顔に、視聴しているこちらがドキっとしていましました。
『手放してはいけないものがある』と仰っています。
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ここでのイチロー氏の生徒たちへの指導は
『(君たちは)見えていないことを大事にしているのだろうか。感性が消えることを危惧している』
というメッセージでした。
これは、イチロー氏が一番心配していたことなので、母校がその道をもう歩み始めていることにショックを受けているようにも見えました。
だからこそ、生徒たちに伝えたかったのでしょうね。
番組では編集されていると思うので、
抽象的な言葉に理解しづらい生徒さんもいるのでは?と思いましたが、実際はきっと具体的にお話されていたのではないかと思います。
イチローが高校球児を指導するためには「学生野球資格」回復研修が必要
引退を期に、野球の未来を築いていく高校球児たちに指導をしているイチローさんですが、
元プロ野球選手と言うだけで十分なはずと思われがちですが、資格が必要なんだそうです。
というより、学生野球の指導には、原則としてプロ球団を退団する必要がありますが、イチロー氏についてはその功績や、アマチュア選手の獲得にかかわる立場ではない事から、日本学生野球協会が特例を認めました。
その名前は
資格回復研修会
イチローさんも研修が必要だという事です。研修を受ける理由には、
「(学生野球の)役に立ちたい」
と記入したそうです。本心であり、本当に野球を愛しているからこそ、
「なんで研修なんかいるんだ?」などという感情ではなく、さらっと受講されたのでしょうね。
さすがです。
「役に立ちたい」という謙虚な言葉に、イチローさん偉大さを感ずにはいられません。
(研修の概要は以下引用させていただきました)
2019年12月に元メジャーリーガーのイチローさんが、資格回復研修会を受講しました。この研修会とはプロ野球経験者が学生野球の指導者になるための研修で、プロ側の研修1日とアマ側の研修2日の計3日間、座学で行われました。2月に行われる日本学生野球の審査に通ることで資格回復が認められ、プロ野球経験者が学生に野球指導することが可能となります。引用元:野球が100倍楽しくなるブログ
2020年2月に資格を回復。これで、マリナーズの活動がないオフシーズンに限り、高校生や大学生の指導が可能になったと言う訳です。
2024年現在、11校での指導が実現しました。
これからも、情熱大陸で放送されると、また希望する高校が増えるかもしれませんね!
時期としては毎年11月12月という冬場がおおいですね。
熱い思いがイチローさんに届き高校訪問での指導が実現するといいですね。
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