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朱雨玲(ジュ・ユリン)は世界卓球2026に出場できるのか?
現時点での結論:2026年大会への出場はなし?
期待を込めて見守っているファンの方には少し心苦しいのですが、結論から言うと、朱雨玲選手が「2026年世界卓球(ロンドン大会)」に出場できる可能性は、現行のルール上では極めて低いのが実情です。
また、朱雨玲選手自身も大きな大会での順位争いからは一線をおき、卓球を楽しみたい旨の発言もされていましたので、さらに可能性は低いと思われます。
実力は間違いなく世界トップクラス(ランク5位!)なのに、なぜ出られないのか。それは彼女が「中国代表」から「マカオ代表」へと所属を変えたことに伴う、厳格な「待機期間」があるからです。
WTT(ツアー大会)と世界卓球(主催大会)で異なる出場制限
ここがややこしいポイントなのですが、
「WTT(商業ツアー)」と「世界選手権(ITTF主催大会)」ではルールが違うんです。
- WTT: 比較的制限が緩く、新所属(マカオ)からのエントリーが認められやすい。
- 世界卓球・五輪: ITTFの厳しい「移籍選手規定」が適用されるため、一定期間のランク除外や出場停止が必要になる。
つまり、普段のツアーでお目にかかれても、メジャー大会のコートに立つには「時間」という壁を乗り越える必要があるんですね。
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なぜ出られない?ITTFの「移籍選手に関する待機期間」ルール
他協会への移籍後に課せられる「3年・5年・7年」の壁
卓球界には、強い選手がどんどん他国へ流出して大会を独占するのを防ぐために、移籍後の待機期間が設定されています。
ルール上、移籍時の年齢によって以下のような待機期間が必要とされていました。
- 15歳未満:3年
- 15歳以上18歳未満:5年
- 18歳以上21歳未満:7年
- 21歳以上:9年
朱雨玲選手はすでに30歳を超えています。9年の待機期間が必要です。
近年の規定緩和を考慮しても、過去に中国代表として世界選手権でメダルを獲っている実績があるため、審査は非常に慎重に行われると予想されます
朱雨玲の場合、マカオ代表としての活動開始時期はいつから?
ITTFの規定では、新しい協会に登録してから「最短でも3年〜数年」の待機期間が必要になるケースがほとんどです。
2026年大会となると、移籍からまだ2年前後しか経過していないため、期間不足とみなされる可能性が高いのです。
過去に中国代表として出場した実績がハードルに
彼女のような才能がルールに縛られるのは少し寂しい気もします。 しかし、彼女が「元・中国代表のエース」であったという輝かしい実績そのものが、逆に「移籍直後の即出場」を難しくしている側面もあります。これは国際的な競技バランスを保つための、スポーツ界の厳格なルールなのですね。
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マカオ移籍の背景と朱雨玲の現在の状況
まずは、2026年2月現在のランキングのご紹介です
日本の張本美和選手も7位にランクインしていますね(^^)

病気によるブランクを経て、なぜ「マカオ」を選んだのか
2020年頃から、免疫系の難病〝甲状腺がん〟により突然の戦線離脱を余儀なくされた朱雨玲選手。
異変と診断: 2019年頃から体に異変を感じていましたが、東京オリンピックへの出場を夢見て治療を先延ばしにしていました。しかし、2020年6月に正式な診断を受けます。
手術と公表: オリンピックが延期されたこともあり、最終的に2021年9月に手術を行いました。その後、自身のSNS(微博)で手術を受けたことを公表しています。一部のインタビューでは「良性腫瘍の摘出」と表現されることもありますが、多くの報道では「甲状腺がん」を乗り越えたと伝えられています。
一度は引退へ: 手術後、医師から「最低半年間の静養」を言い渡され、アスリートとしての復帰は絶望的だと本人も感じたそうです。そのため、2022年には一度中国代表を引退し、大学の博士課程へ進むなど、学問の道を選んでいました。
一時はラケットを握ることもままならず、大学で教鞭を執るなど、卓球から離れた生活を送っていましたが、そんな彼女がマカオを選んだのは、自身の再起を図るためだけでなく、マカオのスポーツ振興に貢献したいという思いがあったからだと言われています。幼少期をマカオで過ごしたこともきっかけとしてあるようです。
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世界ランク5位(2026年時点想定)まで復活した驚異の実力
病を乗り越え、長いブランクを経てのカムバック。それだけでも奇跡に近いのに、世界ランク5位まで上り詰めた彼女の努力には、誠実さと不屈の精神を感じます。 「思ったことは行動にしなきゃ伝わらない」を地で行くような彼女のプレースタイルは、ブランク前よりも円熟味を増しており、今の彼女に勝てる選手は世界でも一握りです。
マカオ政府から授与された「スポーツ功労勲章」と期待値
マカオにとって、朱雨玲選手はただの強化選手ではありません。マカオ政府から「スポーツ功労勲章」を授与されるほど、地域の誇りとして愛されています。 彼女の存在がマカオの若手選手に与える影響は計り知れず、協会側も彼女の世界大会出場を強力にバックアップしています。
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世界卓球・オリンピックに出場するための条件
ITTF(国際卓球連盟)が定める帰化・移籍選手の登録規定
メジャー大会に出るためには、国籍の問題だけでなく、「その協会に継続して居住し、登録されていること」を証明し、ITTFの承認を得なければなりません。 朱雨玲選手の場合、すでにマカオでの生活基盤を固めていますが、あとは事務的な「待機年数のカウントダウン」を待つ状態と言えます。
パリオリンピックからロサンゼルス五輪への展望
2024年のパリオリンピックは、移籍時期の関係で出場が叶いませんでした。
ターゲットとなるのは、2028年のロサンゼルス五輪。この時、彼女は33歳。現在のコンディションを維持できれば、マカオ代表として悲願の五輪出場を果たす姿が見られるかもしれません。
特例は認められる?今後のルール改正の可能性
もしかすると、彼女のように「病気からの復帰」という特殊な事情がある選手に対して、ITTFが何らかの特例やルール改正を検討する可能性もゼロではありません。 ファンの熱意や、マカオ協会の働きかけがルールを動かす日が来るかもしれませんね。
結論から申し上げますと、彼女は「世界選手権などのメジャー大会への出場」を主な目的として復帰したわけではないという趣旨の発言を繰り返しています。
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朱雨玲選手の本人の発言とスタンス
最近のインタビューや報道によると、彼女は以下のような考えを明かしています。待機期間のこともありますし、出場する可能性は低いと思われます。
• 「純粋に卓球を楽しみたい」
復帰後のインタビュー(2025年4月など)で、「今の私はプロのアスリートではなく大学の教員という立場」「勝敗やタイトルに執着せず、卓球を純粋に楽しむことが大切」と語っています。
• 「未練はない」
「オリンピックに出られなかったことはプロとして最大の心残りだが、一人の人間としての人生に後悔はない」と述べており、かつてのような「世界の頂点を目指す過酷な競争」に戻る意思は低いと考えられます。
• 「別の世界(教員・学業)が主軸」
彼女は現在、天津大学の准教授として教鞭を執りつつ、博士課程でも学んでいます。卓球は「人生の一部」という位置づけであり、フルタイムの競技生活ではないことを強調しています。
世界卓球に出場できない(しない)現実的な理由
本人の意向に加え、最初に解説した**「21歳ルール(待ち期間)」**が大きな壁となっています。
• 9年間の待機期間
朱雨玲選手は20代後半でマカオに移籍・登録したため、ITTFの規定により、世界選手権やワールドカップにマカオ代表として出場するには登録から9年間待つ必要があります。
• 実質的な「引退後の復帰」
彼女が再び世界選手権の舞台に立てるようになる頃には、年齢的に40歳前後となります。そのため、メディアや専門家の間でも「彼女が世界選手権やオリンピックに再び出場することはないだろう」と目されています
まとめ:朱雨玲の「世界卓球」復帰はあるか
2026年以降、彼女がメジャー大会の舞台に立つ日はいつ?
現実的には、2026年の世界卓球は観客席、あるいは解説席から見守ることになるかもしれません。しかし、その翌年、翌々年と時間が経過すれば、必ず「マカオ代表・朱雨玲」として世界選手権のコートに立てる日が来まると期待されます。 地道な積み重ねが実を結ぶ瞬間を、私たちは気長に待ちたいですね。
同時に日本選手の脅威になることも否めませんが。
「最強のオープン戦プレーヤー」としての現在の価値
世界選手権に出られなくても、WTTのツアー大会で中国のトップ選手たちを破る彼女の姿は、すでに世界中に大きな感動を与えています。
ご本人は、順位を争う世界への再起ではないことも発言しているため、世界卓球を目指す可能性は低いですが、多くのファンは朱雨玲さんのプレイする姿を楽しみにしていることでしょう!
また新しい情報がはいりましたら、紹介していきたいとおもいます^_^
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