こんにちは、管理人のラッコです
島根県で身元が分からない状態でみつかった記憶喪失でモヒカンの男性に似ているという有力な情報がありました。
あるアパレルショップの2009年のブログです。
9月2日に「Z李 NO WAR」さんというアカウントの方が、Xに投稿した写真をみて私も驚きました
ソックリ。16年前の写真なので、年齢と共に少し目じりが下がってくる事を考慮すると
ご本人としか思えないくらい表情もそっくりですね。
実際にお店のブログみると、これなら身元が速く判明するのでは!!と期待できます。
ここから、ご本人の特定に少しずつ近づくのではないでしょうか。
Z李さんの調査力はすごいですね。
その投稿がコチラです☟
を紹介します
アパレルショップ JAMES&CO ブログ(2009年)はどこで見れる?
JAMES&CO ブログ(2009年)
クリックした後下の「続きを読む」を押すと、記憶喪失となり身元判明を希望しているモヒカン男性の画像が表示されます
「全国からたくさんのバイヤーさん来てくれています」という文字があるので
ここに写っている男性がバイヤーである事には間違いないですが、
今回の記憶喪失の男性と同一人物との発表はまだありません。
余談ですが、2009年と言えば、スマホが普及し始めた年とされていて、現在当たり前のように使われているLINEは2011年サービス開始ですし、もしかしたら、やり取りの痕跡もEメールや案内はがきだったかもしれませんね。
JAMES & CO お店の反応は?
こちらのアパレルショップでは、お店のホームページで次のように発表しました
(9月2日か3日辺りに投稿されたと思われます)
現在、SNS上でJAMES & CO.の2009年のブログが引用されております件についてご報告いたします。
こちらで判明した情報は、すべてNPO法人ぴあらいふ様にお伝えしております。
そのため、弊社にお問い合わせをいただきましても、お答えすることはできません。
あらかじめご了承ください。
また、ニュースの人物は、弊社スタッフではございません。引用:JAMES&CO
SNSでは昨日から9/2から、Z李さんの投稿に
「警察に情報提供した方が良いのでは!?」「1時間でこの写真にたどりつけるのすごい」
など多くのコメントがよせられていました
(仮名)田中一(はじめ)さん発見から現在までの経緯
次のニュースなどを参照にまとめています 参照:ABEMA TIMES 参照:テレ朝NEWS
発見 — 謎の男、山道で発見される
2025年7月上旬、島根県奥出雲町の国道沿いの茂みにて、男性が記憶を失った状態で目覚めました。
自分の名前すら思い出せず、自称・田中一と名乗りました。
身分を示すものはなく、所持品は衣類やメガネ、約60万円の現金、ブランドバッグやスウェーデン製高級腕時計などでした。
身元確認のために警察が指紋や顔写真を採取しましたが、手がかりはまだ得られていません。
自立への旅 — キャンプ生活と記憶の断片
記憶の回復を待つため、田中さんは所持金を使ってキャンプ用品を揃え、野宿で生活。
3週間ほどが経過し、ふとした瞬間に大阪・ミナミのグリコの看板や富士山といった断片的な記憶が蘇りました。
これを頼りに8月中旬には大阪へ移動を試みましたが、具体的な記憶につながる進展はありませんでした。

こういう経緯で、大阪のNPO法人に1週間ほど宿泊していたというニュースがありました
(現在は分かりません)
こういう時、非営利団体の活動に意義を感じます。大阪の「ぴあらいふ」さんは、障害福祉のグループホームなどを運寧している事業所です。
安心できる場があるのはありがたい事ですね。
逮捕・支援 — ナイフ所持による勾留と釈放
大阪で荷物検査を受けた際、折りたたみナイフがバッグから発見され、田中さんにはその所持記憶がありませんでしたが、銃刀法違反の疑いで10日間勾留されました。
最終的に不起訴となり釈放され、その後は福祉団体の支援を受け、生活を再建しています。
社会の反応は? 情報提供と有力手がかり!ネットの力
NPO法人「ぴあらいふ」の支援で、大阪府内でアルバイトをしながら過ごす田中さんは、メディア出演やSNSで身元に関する情報提供を呼びかけ続けています。
ABCテレビなどで報道されたことにより、家族や元同僚とみられる「都内在住の40代男性ではないか」という情報が多く寄せられ、300件以上の連絡があったといいます。
団体は「極めて有力」と評価しています。
これに対し、田中さんは
「大きな前進になりました」と喜んだ
と報道されています。
もう少しで、自分の素性が明らかになるかもしれません!
期待と不安が入り混じった思いではないでしょうか・・・

状況は違いますが、私は仕事上、認知症の方と接する機会が多く、
「自分が今なぜここ(施設)にいるのかわからない」
「自分の言動があっているのか間違っているのか分からなない」
「何がどうなっているのか分からない」
「物の扱い方がわからない(コップでどうやって持つの?)」
「服の着方が分からない」
この様な症状の方と接しています。とても不安な表情をされます。
(進行度により、そこを通過して心穏やかな方も)多くいらっしゃいます)
自分の素性や、やっている事など、自分のことなのに「わからない」というのはかなり不安・ストレスのかかる事だと思います。
状況は違えど、この「分からない」という事から一日でも早く抜けだせるよう、田中一さんの身元判明が早まることを願います。
モヒカン髪型とアパレル業との関連
田中さんは発見時から特徴的なモヒカンヘアを保ち続けています。
これは「自分を知っている人に気づいてほしい」という無意識な願いの表れかもしれないと報じられています。
同時に、
SNS上では“2009年当時のアパレルブランド「JAMES&CO」のブログに登場していたバイヤーではないか”という指摘もあり、
髪型や顔立ちが似ているとの比較写真付き投稿も拡散しました。
ただし、現時点では警察や報道機関による確認はなく、あくまで憶測の域にとどまっています。
【過去の例】記憶喪失になり身元が判明せず『戸籍取得』Kさん
今回の田中一さんのような人は 過去にいたのか
また
その後どうなったのか
気になって調べたところ、
特非営利活動法人エス・エス・エスの過去のコラムを読んで驚きました。
記憶喪失の状態で版権されたときの様子が、今回のモヒカン男性 田中一さんと同じだからです。
今回記憶喪失のモヒカン男性と似た状況

33歳男性(Kさん)のお話です。
どんなどころが似ているかと言うと、
気が付いたらある場所にいて
(例えば事故後の病院とかではなく)
強烈な頭痛と吐き気があり
(目覚める時の身体的症状が同じ)
一切の記憶を失っている「自分は誰なんだ?」
(自分の名前もわからない)
状況の引用文も紹介します☟
2年前のある日、気がついたら公園にいた彼は、それまでの記憶を一切失っていたのです。引用:エスエスコラム
2016年5月の記録を失くしたその時を、「我にかえったらそこにいた」と回想するKさん。
強烈な頭痛と、どうしようもない吐き気を感じ、トイレを探してウロウロすると、
目に入ってきた地図の看板に「(都内)A区」の文字があり「ここはA区なんだ」と知りました。
そして襲って来た「自分はだれなんだ?」という疑問。2年前のある日、気がついたら公園にいた彼は、それまでの記憶を一切失っていたのです。引用:エスエスコラム
今回島根県奥出雲で見つかった記憶喪失のモヒカン男性も、このKさんも
「ひどい頭痛」「吐き気」で目覚めていましたね。
事故やケガで外傷を追って記憶喪失になったわけではなく、公園や沿道(草むら)などである日目覚めるとると自分が誰だかわからかなくなっていたという似たような状況で、
なぜそうなったのか経緯に謎が深まるばかりです。
そして、このKさんがその後どうなったかと言うと、
そのまま記憶が戻らず、
新しく「戸籍を取得」して人生を歩み始めた
という事です。

身内も誰もいないという場合もあるでしょうけど、職場や学校や地域、どこかに所属していることがないという事なのでしょうか。
このKさんも、にわかには信じがたいですが、警察や医療の力を持ってしても何も手掛かりはなかったそうです。
記憶喪失者の苦悩
このコラムの中で、わたしが印象に残ったのは
「自分が誰かわからない」ということは、自分の存在を証明するものが何もないということ。引用:エスエスコラム
「過去をすべて消し去ってしまいたい」
「人とのつながりを断ち切ってしまいたい」
そう思っている人もいるかもしれません。けれど、本当に「過去」を失ってしまったとしたら、
Kさんのようにとてつもなく大きな苦悩を抱えることになるのです。引用:エスエスコラム
田中一さんも、今もとてつもない不安や苦悩を抱えておられる事でしょう。
「自分が何者か分からない」というのは不安であり、とても孤独だと思います。
SNSのコメント欄に
このモヒカンの髪型、行ってた美容室の人覚えてるんじゃない??
JAMES&CO にバイヤーとして展覧会に来ているなら名刺交換とかしてないかな?
などという意見もありました。
展覧会の件は、2009年の出来事なので、16年前。その後も仕事での関係が続いていない限り、
当時の名刺や参加者情報はない可能性もありますね。
また、そこ当時はスマホ普及率も今と違い、ちょうど普及し始めたころと言われていますし、
LINEも2011年からのサービス開始で、残っているデータも例えばEメールや案内ハガキなど
現在とは違うと思うので、JAMES&CO のお店の方も情報が出せない状況かも知れませんね。
現在の生活・収入について
- 居住支援と就労
男性は7月上旬に島根県奥出雲町の山中で記憶喪失の状態で発見された後、行政を通じてNPO法人「ぴあらいふ」の支援を受け、滞在先の支援を約1週間受けた記録があります (J-CAST ニュース) - 現在の生活
その後、大阪府内で、飲食店にてアルバイトとして働きながら生活していると報じられています(参照: 東洋経済オンライン)
つまり、生活費や収入は、現在は飲食店でのアルバイト収入によって賄われている状況です。
田中一さんは どんな仕事をして生活してる?
職場の詳細は非公開ですが・・・
報道では「大阪府内の飲食店」とだけ記されており、店舗の名前や業態などは明らかにされていません

記憶喪失に苦しむ田中一さんを雇ってあげたい半面、素性が分からないというのは、雇い主も不安ではないでしょうか どんな所で働いでいるのでしょう
支援体制の可能性
福祉団体やNPOの支援がある状態で、就労に繋がった可能性が高く、生活と就労の橋渡しが行われたと見られます J-CAST ニュース
正直なところ 雇用側雇うの迷いがあるのでは?
- 素性がわかりづらいことへの不安
雇う側としては、本人の身元や過去が不明な点は当然不安材料となります。身分証も持っておらず、本人も記憶喪失のため名前すら確定していない状況です - 現在の対応
NPOを介して支援していることから、雇用側が直接本人の確認を行うのではなく、福祉団体を通じた支援体制のもとで就労が成立していると考えられます。これにより、本人の安全や雇用者のリスクがある程度軽減されていると予想されます。
今のところ、このような状況です。
身元が分かった時、公開捜索により
既に有名人となってしまっているので、生活しにくいかもしれませんが、
万が一、何かの事件に巻き込まれていたのでなら、世間が注目することで今後の生活で守られる部分もあるかもしれませんね。
早く、自分は誰なのか 田中一さんに明るいニュースが入ることを願います
参考になれば幸です
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