こんにちは。管理人のラッコです。
2024年9月13日（金）のNHK「あさイチ」に
「演出振付師」のMIKIKO先生が出演です。
創作秘話あり、
楽しい内容だったので
①羽生結弦公演 ②perfumeとの関係を
一部紹介したいと思います。
私は、髪型やその話し方（声＆説明の分り易さ）もとても
素適だと思いました。
見逃した方は一部ですが見ていってくださいね。
MIKIKOさんは（東京生まれの広島育ち・
安田女子中学高等学校卒）で、
父親が広告代理店勤務のため
米米ＣＬＵＢの舞台裏を見る機会があり
そこで「振付師」存在を知る。
椎名林檎・星野源・perfume・
BABYMETAL・羽生結弦ほか
多くのアーティスト演出や振り付け、
2016年リオオリンピック閉会式の演出
（2020東京への引継ぎ式：マリオやドラえも
ん、安倍元首相も登場していたあの演出です！！）
羽生結弦選手のスケート史上初の東京ドーム公演「GIFT」の演出
羽生結弦選手のスケート史上初の東京ドーム公演「GIFT」の演出もされています。
（振付は、羽生結弦さんです）
360℃のステージへの演出であることや、ミュージシャンの演出と違い、
フィギュアスケートだと動くスピードもの動く
速いのでその違いも大変だったそうです。
「映像・音楽・演技」これらは一度スタートしたらあとは羽生さんがそこにピッタリ合わせて踊るそうです！
その都度、MIKIKO先生が羽生さんの着地に合わせてボタンを押している、訳ではない！
MIKIKOさん
「お互いの共通の言語として”振り付け”ていうのがあってこの振り付けの着地のエイト（８）、
ファイブ、シックス、セブン、エイトのエイトの部分で映像がばぁってなるから、
それをイメージして着地しようね、とか、したいね、とか」
が一緒なだけ、というので驚きです。
事前に作った映像に羽生さんがピッタリ合わせて演技しているというものでした！
ちょっとのズレも許されないまさに神業ですね。
しかも、競技の時の氷上と違い、目くるめくように動く映像がある中で滑るという
難しいパフォーマンスをしていたという事です。
お2人の創作時からの緻密な仕事があっての成功ですね。
羽生さん（MIKIKOさんについて）
「一個の物事を考えているとき、ほんとに人の話耳に入ってないんじゃないっかなってくらい
集中されていらっしゃるなぁてことはミーティングのときとかすごく思います」
パフューム（perfume）とMIKIKO先生は結成時から25年の信頼関係だった！
MIKIKO先生以外考えられない 全楽曲MIKIKO先生の振付け
perfumeメンバー
「perfumeにとってMIKIKO先生は必要不可欠です」
「ダンスでもっと曲が良く聞こえる、歌詞の意味がもっと深みを増す、
先生の振り付けが大好きで先生以外考えられない」
メジャーデビューした翌年の2006年、
MIKIKOさんの振り付け指導を受けられなくなる危機に直面。
演出を学ぶためにニューヨークに2年留学したのです。
MIKIKO先生がNYに留学中も振付を依頼。
「チョコレートディスコ」からはNYから飛んできた振付でした！
その時perfumeの３人は？
「MIKIKO先生にどうしてもお願いしたいって。
振付だけは絶対に譲れなくて。
これは私たちパフュームイズムのひとつでもあるから。」
「ビデオでニューヨークから送ってくれるようになったんです、カセットビデオ。」
「ニューヨークの部屋で一人で鏡に向かって踊ってる映像を。」
「一人で３人分を踊ってくださって、細かく指導してくれました。」
「（これぐらいの）鏡だったよね（笑）。
すっごい細い鏡で、薄暗ぁて、めちゃくちゃ薄暗くて（笑）
大丈夫ぅ？ゆうようなぐらいくらいところで踊ってて、
最後はちょっとよく分らんかったよね（笑）」
MIKIKO先生に無茶な演出されたperfumeは･･･
ステージ上で歌いながら２メートル移動するよう求められた時も。
MIKIKO先生
「ここ、2歩でいけるよね？」「2カウントでトントンで行けるよね？」
perfumeメンバー
「もう先生に言われたら、、行け･･･ます、、てなっちゃう」
「それが一番ベストでかっこいいカタチだってこと、私たちも知ってるので。先生が目指すところはもっと上なはずだから、もっとがんばらなきゃって気持ちに。」
「こんなもんじゃない！みたいな」
この関係、素適だと思いました。
今の自分にできるかどうか分からない事でも
信頼している人の言葉って、
「あなたがそう言うならやってみよう」
いう行動に繋げられること私も経験あります。
25年の信頼関係の間には
MIKIKO先生とperfumeの出会いは、
アクターズスクールに3人が入ってきた9歳のときから。
この時先生も初めての講師で、お互い一年生でした。
4人がお仕事をするときは「広島弁」だそうですよ。
そこからの関係で、NYからのカセットビデオでの指導も、
今と時代が違うので、「スマホで動画を送る」とは行かず。
★この頃の時代背景★
まだiPhoneの特許申請中で発売されていません。
（2007年で公式発表された・YouTubeもこの年に開始）
スマホではなく携帯電話でしたね。
スマホ普及の前なので動画を送る苦労が分かりますね。
MIKIKO先生
「録画して郵便局にもっていって、で、送りました。
そこで一週間かかりますと言われました。間に合わないです！とかいう
やりとりもありました。」
「頼んでもらえると思ってなくて、そうしても距離があるからやめざるを得ない
かなと思っていた。perfumeにお願いされてすごく嬉しかった。」
25年という長い年月で、互いにお仕事一年生から濃いお付き合いをしてきたので
信頼関係も絆もかなり深い事が分かりましたね。
今回のあさイチでは、たのしいトークが聴けました。
一部でしたがいかがでしたか。
羽生結弦さんの公演や、perfume振付の裏にいる
MIKIKO先生の存在やエピソードなど
作品の背景を知ることで、同じものを見た時に
今までと違う感情で見ることが出来て、
感動も深まりそうですね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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