こんにちは。管理人のラッコです。
今回は、詩人のchori(チョリ)さんについてまとめてみました。
理由は、ニュースでそのお名前を初めて見かけたのですが、
choriさんの活動や作品に触れてみたいと思ったからです。
choriさんの世界観が伝わってくる作品(曲)も載せましたので
詩人ならではの歌詞にも注目してみてくださいね。
詩人chori プロフィール
まずご本人が、
自身のプロフィールとして記したものを
引用したいと思います
chori | キクチミョンサ
なるべく愛から離れた場所であおう。
詩人。浮かむ瀬。号は墨酔。
将棋ファン、人狼PL(「詩人狼村」主宰)。
お酒とたばこがすき。第1回詩学最優秀新人。 引用:https://chori.info/
このプロフィールからも想像できるように、
大事にされている世界観があると思うので、
その他の事は補足として紹介します。
- 茶道 裏千家十六代家元
千宗室(せん そうしつ)氏の長男 - 大正天皇のひ孫
- 京都府出身
- 戸籍上の名前は、本名
「菊地 明文 (きくち あきふみ)」 - 裏千家宗家を受け継がず分家という形で
菊地姓を名乗っている - 伝統を担う家に生まれながら、
早々に文化ではなく芸能の道へ進む
(中学一年から詩人活動開始) - 詩を書く時の筆名「チョリ」は、
友人へ送ったFAXに書いた「千ヨリ」が
あだ名となったもの。
活動内容
- 詩人
- 歌手
(クリープハイプとのツーマンや
中村佳穂とのバンド結成) - 詩の投稿掲示板「きくくち」の管理人
- 大河ドラマ「平清盛」に歌詠みの役で出演
(後白河法皇の50歳を御祝いする宴で歌を詠んだ)
クラウドファンディング
「詩人 chori(チョリ)生誕40周年
&詩人生活25周年を祝う
アニバーサリープロジェクト」
と題して、
クラウドファンディングの真っ最中です。
寄付金額も8月24日現在で
469,282円集まっており
8月末までの予定で、
(目標金額 1,500,000 円)
ベストアルバム『ちょりびゅーと』の
リリースに関する費用等に充てられるそうです。
伝統ある家に生を受けましたが、
それを継ぐことなく
早いうちから自分の道を決め
実行し歩み続けていく。
このクラウドファンディングも
寄付を募るという方法で自身のアルバム出版を叶えようと
頑張っておられたんですね。
無事2024年11月に発売されるということで
夢が叶いますね。
「ぼくたちはなんだかすべて忘れてしまうね」
YouTubeで菊地明史という本名でチャンネルがあります。
そこに5分41秒という少し長めの曲ですが、
語りかけるような歌詞に、
聞き入ってしまいます。
曲というよりやはり、
その歌詞(詩)に
集中してしまいます。
「死に方くらいは選ばせてほしい」
という歌詞があるのですが
少し胸が痛くなりました。
こちらが動画です「ぼくたちはなんだかすべて忘れてしまうね」
まとめ
今回は、詩人chori(チョリ)・ 菊地明史(きくちあきふみ)さんについて
まとめました。
茶道 裏千家十六代家元
千宗室(せん そうしつ)氏の長男として生まれるが、
裏千家宗家を受け継がず、
中学生のころから詩人として活動してきました。
その後、歌手としての活動もしており、
クラウドファンディングにて寄付を募り
2024年11月に待望のベストアルバムを発売予定です。
残念ながら、2024年8月20日に
肺炎による急性呼吸不全によりご逝去され、
39歳9か月の生涯を閉じられました。
ニュースでchoriさんを知ることとなりましたが
今回、初めて曲を聞かせていただきました。
今後もchoriさんの事をふと思い出した時には
歌詞(詩)に浸れる曲に会いに行こうと思います。
【追記】 2024年9月18日
Choriさんのパートナーの、はったみさとさんよりXに投稿がありましたので追記致します。
【配信開始】 11月発売ベストアルバム「ちょりびゅーと」 より、先行シングル配信が始まりました 第1弾は「アートアンドマインド」 どうかたくさんの耳に届きますように https://diskunion.lnk.to/SJSKF1
【追記】2024年11月8日 choriさん偲ぶ会とアルバム発売「生前葬」希望していた
Choriさんのパートナーの、はったみさとさんよりXに投稿がありましたので追記致します。
chori(チョリ)さんこと菊池明史さんが逝去されて2か月半ほどが経ちました。
その間、パートナーのはったみさとさんが、随時SNSで発信されておりましたが、
今回は、choriさんの40歳のお誕生日に念願のベストアルバム発売!
そして同時に
偲ぶ会が行われるようです。
亡くなった後も、パートナーや仲間が自分の意志を継いで、
こうして会を開いてもらえてchoriさんも喜ばれていることと思います。
京都にある、choriさんが一方ならぬ愛着を持っていた場所
「PUB VOXhall」で、ドリンク代2杯分の1200円のみで
どなたでも参加できるそうですよ。
このような素敵な会を主催した
パートナーのはったみさとさんにもお会いできそうですね↓
また、X投稿のお知らせの中に、
”choriさんは「40歳の誕生日に生前葬をするよ」と言われていたそうです。
今回の偲ぶ会の名前が「生前奏」と「奏」を使い、「生前」に斜線/が掛けてあり、ここでもchoriさんの意志が受け継がれているようですね。愛ですね。
偲ぶ会については、
“奏でる人も奏でない人も、詩を読む人も読まない人も、お酒を飲む人も飲まない人も、来てほしい。
思い出を語り賑やかに過ごすことがchoriさんの想念に叶うのでは”という内容がありました。
とても素敵ですね。
悲しみに沈んでも、こうして故人を思って賑やかな会にしようという心に、
亡くなったこと自体は悲しいことですが、とても温かい気持ちになりました。
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