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こんにちは、管理人のラッコです！年末といえば、18祭(フェス)が放送される時期でもありますね。
今年は、バウンディの楽曲「呼び声」で1000人が歌唱しました。
見逃し配信もあるようですね。
Xではさっそく、参加した方が自身の生い立ちなど、参加の起点となったことを綴られており、多くのいいねやコメントが書き込まれています。
昨年のミセスグリーンアップルではコロナ禍に学生時代を過ごしたみなさんの思いが痛いほど伝わってきましたが、
ネット上では実は
18祭 気持ち悪い という検索ワードが上の方に出てくるのも事実です。
そう感じる人も多く、検索しているということです。
これに、ついて深掘りしていきたいと思います。
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「18祭 気持ち悪い」で検索する人が多いのはなぜ?
「18祭」をネットで検索すると、サジェストキーワードに「気持ち悪い」という言葉が出てきます。そして実際に、SNSなどでも同じような声が見られるんですよね。
私も過去、初めて18祭の映像を見たとき、正直ちょっとびっくりしました。
1000人の若者たちが、身振り手振りを大きくして、涙を流しながら全力で歌っている姿は、確かに独特な空気感があったんです。
でも、これって決して18祭だけの話じゃないと思うんです。熱量が高い現場を外から見たとき、「なんだか自分とは違う世界だな」と感じてしまうのは、ごく自然な心理反応なのかもしれません。
この記事では、なぜ「気持ち悪い」と感じる人がいるのか、その理由を心理学の視点も交えながら解説していきます。
また、一方で18祭に参加した若者たちが何を感じていたのか、その熱い思いにも触れていきますね。
最後まで読んでいただければ嬉しいです！
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18祭とは?どんなイベントなのか簡単に解説
まずは、18祭がどんなイベントなのか、基本情報をおさらいしていきましょう。知らない方にもわかりやすく説明しますね！
18歳限定の音楽フェスティバル
18祭（じゅうはちフェス）は、NHKが主催する音楽イベントです。
2016年から始まり、2025年現在も続いています。
最大の特徴は、参加できるのが18歳世代（17歳〜20歳）に限定されていること。毎回、全国から応募した中から厳しい選考を勝ち抜いた1000人だけが、一夜限りのステージに立つことができるんです。
このイベントが始まったきっかけは、2016年に選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたこと。社会の一員として責任を持ち始める一方で、進路や人間関係など、日々大きな悩みを抱える18歳世代を応援しようという趣旨で企画されました。
オーディションを勝ち抜いた若者たちが主役
18祭に参加するには、まずオーディションに応募する必要があります。応募条件は年齢だけで、歌が上手い下手は関係ありません。
応募者は、自分の想いを込めた動画を提出します。「今の自分が抱えている悩み」「将来への夢」「大切にしている価値観」など、それぞれの18歳が感じていることを自分の言葉で表現するんです。
そして、その想いを受け取ったアーティストが新曲を制作します。つまり、18祭のために書き下ろされた楽曲は、参加者たちのリアルな声から生まれているんですよね。
選考を通過した1000人は、数ヶ月にわたって練習を重ね、当日のステージで全力のパフォーマンスを披露します。
プロのミュージシャンも本気で参加
18祭には、毎回日本を代表するトップアーティストが参加します。彼らは単なるゲストではなく、18歳たちと本気で向き合い、一緒にステージを作り上げるという姿勢で臨んでいるんです。
アーティストは事前に参加者たちの動画をすべて見て、そこから感じた想いをもとに楽曲を制作します。そして練習会では、1000人一人ひとりに向き合いながら、表現の仕方を一緒に考えていくんですよね。
プロとして第一線で活躍する彼らが、ここまで時間と情熱を注ぐからこそ、18祭は特別なステージになるんだと思います。
2024年はMrs.GREEN APPLE「ダーリン」
2024年の第8回18祭には、
Mrs. GREEN APPLEが登場しました。テーマは「本音」。
彼らが18歳たちのために書き下ろした楽曲は「ダーリン」です。
11月に収録が行われ、12月25日にNHK総合で放送されました。放送後、SNSでは感動の声が多数上がり、「ダーリン」はラジオ・オンエア・チャートで1位を獲得するなど、大きな反響を呼びましたね。
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2025年はVaundy「呼び声」
そして2025年の第9回は、Vaundyが参加しました。彼が18歳たちと作り上げた楽曲は「呼び声」です。
テーマは「本気」
Vaundyは自身の母校を訪れ、18歳当時の想いを語るなど、参加者たちと真摯に向き合いました。番組は2025年12月23日に放送され、翌24日に「呼び声」が配信リリースされています。
まだ記憶に新しい放送回ですが、こちらも大きな話題となりました。
過去の18祭ミュージシャンと楽曲一覧表
18祭は2016年から始まり、これまでに9回開催されています。歴代のアーティストと楽曲をまとめてみますね！
意外とまだ歴史の浅いイベントなんです。
| 回 | 開催年 | アーティスト | 楽曲 | 放送日 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2016年 | ONE OK ROCK | We are | 2017年1月9日 |
| 第2回 | 2017年 | WANIMA | シグナル | 2017年12月20日 |
| 第3回 | 2018年 | RADWIMPS | 万歳千唱/正解 | 2018年10月8日 |
| 第4回 | 2019年 | [ALEXANDROS] | 0.5/Philosophy | 2019年12月21日 |
| 第5回 | 2021年 | あいみょん | 双葉 | 2022年3月23日 |
| 第6回 | 2022年 | BUMP OF CHICKEN | 窓の中から | 2023年3月31日 |
| 第7回 | 2023年 | YOASOBI | HEART BEAT | 2023年12月25日 |
| 第8回 | 2024年 | Mrs. GREEN APPLE | ダーリン | 2024年12月25日 |
| 第9回 | 2025年 | Vaundy | 呼び声 | 2025年12月23日 |
錚々たる顔ぶれですよね！どのアーティストも、その時代を代表する存在ばかり。
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熱狂を「気持ち悪い」と感じるのは自然な心理かもしれません！
さて、ここからが本題です。なぜ18祭を見て「気持ち悪い」と感じる人がいるのか、その心理について考えていきましょう。
自分の温度感とのギャップが違和感を生む
18祭の映像を見ると、参加者たちは全身全霊で歌い、踊り、叫んでいます。
中には涙を流しながら表現している人もいます。
でも、テレビやSNSで見ている私たちは、その熱量をダイレクトに感じているわけではありません。
画面越しに見る分には、ただ
「静かな部屋でスマホを見ている自分」と
「全力で感情を爆発させている彼ら」
というギャップがあるだけなんですよね。
この温度差が、違和感や居心地の悪さを生み出すのかもしれません。
自分がクールな状態のときに、熱量MAXの光景を見せられると、「ちょっと気持ち悪いな」と感じてしまうのは、ある意味自然な反応だと思います。
私自身、子育てで疲れているときに、テンション高めのバラエティを見ると「今はちょっと無理だな…」と感じることがあります。
心にゆとりがないときほど、他人の熱量を受け止める余裕がなくなるんですよね。
心理学で見る「熱狂への拒否反応」とは?
心理学の世界では、集団が熱狂している場面に対して拒否反応を示す現象が知られています。
その一つが
これは、「自分の自由が奪われそうになると、逆に抵抗したくなる」という心理のこと。集団が一つの方向に熱狂していると、「自分もそうならなきゃいけないのか?」というプレッシャーを無意識に感じてしまい、逆に距離を置きたくなるんです。
また、
これは「みんながやっているから自分もやらなきゃ」という無意識の圧力を感じる現象。でも、それに反発する人もいます。「みんなが感動しているからって、私も感動しなきゃいけないわけじゃない」と感じる人もいるわけですね。
つまり、18祭を「気持ち悪い」と感じるのは、熱狂そのものではなく、それに巻き込まれそうになる感覚への抵抗なのかもしれません(^^)/
【参照】心理学関連：集団心理、心理的リアクタンス、集団同調性バイアスに関する学術情報
政治集会やアイドル現場でも同じ現象が起きている
実は、この「熱狂への違和感」は18祭に限った話ではない(^^)/
たとえば、政治集会で大勢の人が同じスローガンを叫んでいる映像を見たとき、「なんだか怖いな」と感じたことはありませんか?
アイドルのライブで、ファンたちが統一された振り付けで盛り上がっている様子を見て、「ちょっと異様だな」と思ったことは?
これらはすべて、集団が一つの目的に向かって熱狂しているという点で共通しています。そして、その輪の外にいる人から見ると、どこか違和感を覚えやすいんですよね。
大切なのは、「気持ち悪い」と感じること自体は悪いことではない、ということ。それは、自分とは違う価値観や温度感に対して、冷静に距離を取っている証拠でもあるんです。
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18祭参加者の熱量が特に高く見える理由
では、なぜ18祭の参加者たちは、あれほどまでに熱量が高いのでしょうか?その背景を探っていきます。
オーディションで自分をさらけ出した経験
18祭に参加するためには、まず自分の想いを動画に撮って応募する必要があります。
「今の自分が何を感じているのか」「どんな悩みを抱えているのか」「将来をどう考えているのか」——これらを、カメラの前で言葉にするのは、想像以上に勇気がいることです。
そして、選考を通過するということは、自分の本音が受け入れられたという経験でもあるんですよね。
普段は誰にも言えなかった想いを、アーティストが受け止めて楽曲にしてくれる。その事実だけで、参加者たちの心には大きな変化が起きているはずです。
人は、自分の内面をさらけ出して受け入れられたとき、初めて心を開くことができます。18祭の参加者たちは、その経験を通じて、すでに一歩踏み出しているんだと思います。
プロと本気で向き合う現場の空気感
練習会では、1000人一人ひとりの表現を見て、
「もっとこうしてみたら?」「その感情、大事にして」とアドバイスをくれるんです。
普段、そんなふうに大人が自分に向き合ってくれる経験って、なかなかないですよね。
ましてや、自分が憧れているアーティストが、目の前で真剣に自分を見てくれる。その瞬間、参加者たちは「自分の存在が認められた」と感じるはずです。
その積み重ねが、ステージ当日の熱量につながっているんだと思います。誰かに本気で向き合ってもらった経験は、人の心を動かすんですよね。
この世代の若者が抱える強い思いの反映
18歳という年齢は、人生の大きな岐路に立つ時期です。（実際の参加者は17～20歳が応募条件）
進学するのか、就職するのか。親元を離れるのか、地元に残るのか。恋愛、友情、将来への不安——すべてが一気に押し寄せてくる年齢なんですよね。
しかも、今の18歳世代は、コロナ禍を経験した世代でもあります。高校生活の多くをオンライン授業で過ごし、文化祭や体育祭が中止になり、友達と思い出を作る機会を奪われた人も多いはず。
そんな中で、18祭は「自分の想いを全力で表現できる場所」になっているんだと思います。
普段は抑え込んでいた感情を、ここで初めて解放できる。だからこそ、あれほどまでに全力になれるんじゃないでしょうか。
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外から見た「気持ち悪さ」と内側の「本気」のギャップ
18祭を「気持ち悪い」と感じる人と、「感動した」と涙する人——この違いは、どこから来るのでしょうか?
ちなみに、私は「え・・ちょっとなんか・・」と異様な光景に驚いたのち、背景を知って「感動」に変わっていったパターンです(^^)/
参加者にとっては人生をかけた舞台
18祭に参加した若者たちにとって、あのステージは一生に一度の経験です。
- オーディションに応募するとき、自分の本音を動画に撮った瞬間。
- 選考を通過して、喜びと緊張で胸がいっぱいになった瞬間。
- 練習を重ねて、仲間たちと絆を深めた日々。
- そして、ステージに立って、全身全霊で歌い上げた瞬間。
その一つひとつが、彼らにとってはかけがえのない宝物なんですよね。
実際、18祭に参加した人たちの感想を読むと、
- 「人生が変わった」
- 「自分を受け入れられるようになった」
という声がたくさんあります。
外から見ると「ちょっと大げさじゃない?」と思うかもしれませんが、当事者にとっては本当に人生の転機になっているんです。
見る側と体験する側では全く違う景色！？
なんとなく、気持ち悪いと感じてしまうのは次のことでも納得できるかもしれません(^^)/
数ヶ月にわたる練習、初対面の仲間たちとの衝突や和解、アーティストとの対話、そして何より「自分と向き合った時間」——これらすべてが積み重なって、あの熱量が生まれています。
だから、外から見ると「なんであんなに必死なの?」と思えても、
当事者にとっては全力で挑む理由があるんです。
これは、何も18祭に限った話じゃないと思います。
部活の最後の大会、文化祭のステージ、就職活動——どれも、経験した人にしかわからない熱量がありますよね。
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違和感を持つこと自体は悪いことではない理由
ここまで読んで、「じゃあ、気持ち悪いと思っちゃいけないの?」と感じた方もいるかもしれません。でも、そんなことはありません。
違和感を持つことは、自分の価値観を大切にしている証拠です。
人にはそれぞれ、快適に感じる温度感があります。静かに音楽を楽しみたい人もいれば、全力で声を出したい人もいる。どちらが正しいというわけではありません。
大切なのは、「自分には合わないな」と感じたときに、それを否定するのではなく、「自分とは違う価値観があるんだな」と認めることだと思うんです。
「気持ち悪い」と感じたなら、それはそれでOK。でも、その感情を相手にぶつけたり、参加者たちを否定したりする必要はないですよね。
私自身、争いごとが苦手で、心が疲れやすいタイプです。だから、熱量が高すぎる場面を見ると、ちょっと距離を取りたくなることがあります。でも、それは「自分には合わない」というだけで、相手が間違っているわけじゃない。
そんなふうに、違いを受け入れながら、自分の心地よい距離感を保つことが大切なんじゃないかな、と思います。
世間の反応やSNSの声
18祭に対する世間の反応は、賛否両論です。
SNSでは、さまざまな声が見られます。
肯定的な声としては、
- 「泣いた」
- 「感動した」
- 「若者のエネルギーがすごい」
- 「アーティストの本気度が伝わった」
といった意見が多く見られます。特に、同世代や、かつて18歳だった頃の自分を重ね合わせる人からの共感が目立ちますね。
一方で、
- 「ちょっと熱量が高すぎて引いた」
- 「なんであんなに泣いてるの?」
- 「演技っぽく見える」
という否定的な意見もあります。こうした声は、18祭という文化に初めて触れた人や、集団の熱狂に違和感を覚えやすい人から出ているようです。
また、「最初は気持ち悪いと思ったけど、参加者のドキュメントを見たら考えが変わった」という声もありました。背景を知ることで、見え方が変わることもあるんですよね。
大切なのは、どちらの意見も間違っていないということ。感じ方は人それぞれで、それぞれの視点から見た真実があるんだと思います。
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まとめ:気持ち悪いと感じても、その裏には若者の本気がある
18祭について、この記事で分かったことをまとめますね。
【要点まとめ】
・18祭はNHK主催の18歳世代限定音楽イベント
・オーディションを勝ち抜いた1000人が、トップアーティストと一夜限りのステージを作る
・2024年はMrs. GREEN APPLE「ダーリン」、2025年はVaundy「呼び声」
・熱狂を「気持ち悪い」と感じるのは、自分との温度差から生まれる自然な心理反応
・参加者たちは、オーディションで自分をさらけ出し、本気で向き合った結果、あの熱量を持っている
・違和感を持つこと自体は悪くない。大切なのは、自分と違う価値観を否定しないこと
18祭に対して「気持ち悪い」と感じる人がいるのも、「感動した」と涙する人がいるのも、どちらも自然なことだと思います。
ただ、あのステージに立っている若者たちは、誰よりも本気で、自分の人生と向き合っているということ。
その熱量は、決して作られたものではなく、彼らの心の底から湧き上がってきたものなんですよね。
見る側にとっては「ただのテレビ番組」かもしれませんが、参加者にとっては一生に一度の大切な経験なんですよね。
私はこの様な経験は実はありませんが、ちょっとうらやましいなとも思いつつこちらの記事を執筆しました(^^)/
18祭の新しい情報が入ったら、また追記していきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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